四十肩の症状と原因
四十肩の症状を簡単に言うと、「痛くて肩が上げられない状態」のことを言います。
もう少し厳密に言うと、肩の関節が老化によって硬くなってしまい、その部分が動いたときに何かの拍子に炎症を起こした状態のことなので、正式名称を「肩関節周囲炎」と言います。
病院などで診察を受けた場合、病名は上記の正式名で書かれることがほとんどですが、この俗称を一般的に四十肩・五十肩と呼びます。
四十肩の原因と考えられるものには様々なものがあるのですが、その中でも注意したいのが、遺伝(親族に四十肩・五十肩の人がいるか。)
そして老化と運動不足です。
遺伝部分はある程度しようがないところもありますが、運動不足などは自分の心一つで変えられるものでもありますので、やはり40歳を超えた人はある程度肩のストレッチや運動などにも気をつけた方が良いでしょう。
特に背中で両手が届きにくくなってきたという人は十分な注意が必要です。
また腕を真横に上げてちょっとでも痛みを感じるという方は、病院へ行くことを考えた方が良いかもしれません。
もし長期間肩の痛みを感じたり、腕が完全に肩よりも上に上がらなくなったという場合には、四十肩以外の病気であるという可能性もあります。
こういった場合は「多分四十肩だろう。」という自己診断は決してせず、必ず病院に行って専門医の診察を受けるようにしましょう。